LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います！
「暴君様は優しくなりたい」あらすじ
暴君様は更生中！ 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか？ 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる！
（LINEマンガより引用）
原作：Ramguel（람글） 作画：KAKON（카콘）
韓国語題名：폭군님은 착하게 살고 싶어
現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。
以下小説ネタバレ注意！
レイモンドの葛藤
何か隠し事をするような最近のテオンとジュリアの様子にレイモンドは悩みます。隠し事を無理やり暴くつもりはありませんが、自分だけ除け者にされているようでモヤモヤしていました。「もしかして2人は恋人関係なのかな？」レイモンドから見ても二人の仲は格別なものに感じられました。「それなら僕は距離を置いてあげた方がいいのかもしれない。」しかしこれまで仲良く過ごしてきた2人と離れるのはやはり寂しく感じます。「やっぱり直接話を聞いてみよう！」レイモンドはテオンのもとへ走り出します。学園中を探していると、図書館の前でテオンを見つけました。
秘密の吐露
テオンに何を隠しているのかと問うレイモンドに、テオンはゆっくり口を開きます。「あのさ…レイは精霊を扱う時どんな感覚？」テオンの予想外の質問にレイモンドは少し驚きます。「え？う～んと…胸に花が咲き誇るような感覚かな？」レイモンドの答えにテオンの顔が少し暗くなりました。彼の望んだ答えではなかったようだとレイモンドは思います。「ねぇテオンどうしたの？」しばらくの沈黙の後テオンが再び口を開きます。「僕は…自分の精霊を扱うことができないんだ。」唐突に辺りを黒い影が包みます。テオンの瞳は恐怖で慄いていました。突然襲った暗闇の中で「レイ助けて…」とテオンの震えた声が聞こえます。およそ100年ぶりにフリード家に闇の精霊の力が戻ったことをレイモンドは気付きました。
久しぶりの本宮
ドロシーにとって久しぶりの本宮に懐かしさなどはなく、まるで他人の家に上がったような感覚でした。回帰前も合わせれば随分と長い期間この場所で暮らしてきたはずなのに、不思議なほど何の思い入れもないのです。わずか数年過ごしただけの別宮での日々が早くも恋しくなっていました。ドロシーは皇帝カルノンの命令で彼の執務室の前に来ていました。ところが皇帝は、自分から呼び出しておいて仕事が忙しいからとドロシーを待たせているのです。ドロシーは別宮の人々に別れを告げることすら許されずに馬車に押し込まれたのに、皇帝は何の悪びれもなく当然のように彼女を待たせています。どれだけ自分を軽視すれば気が済むのかとドロシーの心にはふつふつと怒りが湧いていました。
感想
ついにテオンの秘密がレイモンドにも明かされましたね。闇の精霊の力をコントロールする方法は見つかるのでしょうか。
カルノンは相変わらず酷い父親ですね。別れの挨拶すら許さず強制的に連れてきておきながら長時間待たせるとは…。本当に自分の都合しか考えていないのでしょう。
お読みくださりありがとうございました！次回の更新でまたお会いしましょう🙏✨
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