「暴君様は優しくなりたい」翻訳 原作小説感想&ネタバレ68 結末まで

LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います!
「暴君様は優しくなりたい」あらすじ
暴君様は更生中! 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか? 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる!
(LINEマンガより引用)
原作:Ramguel(람글) 作画:KAKON(카콘)
韓国語題名:폭군님은 착하게 살고 싶어
現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。
以下小説ネタバレ注意
ドロシア・ミリオネアは全てが素晴らしい人物でした。どんな理不尽な障害物も自分の力で取り除き、前だけを向いて歩いている人。非現実的でどこまでも美しく輝く彼女の姿にイーサンは瞬く間に虜になりました。ドロシーの髪の美しいプラチナと瞳の青は彼の好きな色になりました。それまで剣術には全く関心がありませんでしたが、ドロシーの趣味だと聞いてイーサンも真剣に取り組むようになりました。イーサンにとってドロシーは、何一つ欠点のない完璧な人物でした。人々は精霊の力のないドロシーを馬鹿にしていましたが、イーサンにとってはそれすらも彼女を完璧な存在にするための構成要素でした。精霊の力がないにもかかわらず、逆境に負けずあんなにも強く多才だなんて、なんて素晴らしいことでしょう。目が眩むほどに美しい花。抑圧された才能。それによって鋭く成長した棘。イーサンの目にはそれだけが映りました。
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彼が彼女を調べたように、ドロシーもまたイーサンのことを調べていました。ある日イーサンはドロシーに呼び出されると「私の下で働きなさい。」と命令されます。イーサンの狡猾さと悪知恵をドロシーは気に入ったのです。彼の意思には興味を示さず一切拒否権を与えることのない口調でしたが、イーサンはその命令に歓喜しました。どんな意図であろうと彼女の側にいられることがとにかく嬉しかったのです。
ドロシーの側で仕える中で、精霊の力がない彼女がどれほど周囲から軽視されているのかを痛感しました。誰よりも皇帝の座に相応しい人なのに、そのようなくだらない理由だけで皇位継承権すら与えられていない現状に強い憤りを感じました。そしていつからか、イーサンはドロシーを皇位に就かせるために様々な策略を巡らせるようになりました。イーサンは自分の全てをかけてドロシーの勢力を伸ばすことに尽力したのです。
「セリティアンに行って働く気はないかい?」レイモンドからの提案を、優しさを装った脅迫だとイーサンは感じました。勢力を集めるドロシーに不安を感じて自分を彼女の側から引き離そうとしているのでしょう。「君はドロシアの側にいるべきではない。彼女にとって君の存在は毒になるだけだ。」ある日テオンからも警告を受けましたが、この言葉はイーサンの怒りに油を注ぎました。テオン・フリード。レイモンドを支持しながら、皇女の婚約者の座に居座る恥知らずで卑劣な男。本来誰よりもドロシーの味方となり支えなければならない立場にいるにもかかわらず、テオンはどこまでもレイモンド側の人間でした。イーサンはドロシーの唯一の弱点に成りうるテオンのことが心の底から嫌いでした。どうすれば彼女をあの目障りな男の呪縛から抜けさせることができるだろうか。イーサンはテオンの弱みを握るために彼のことを徹底的に調べ始めました。そしてようやくドロシーですら知らない彼の致命的な弱みを手に入れることができたのです。
感想
イーサンはドロシーに心酔していたのですね。常に彼女のために尽力していましたが、それが悪い方向にから回って回帰前のような結末になってしまったのでしょうか。彼の献身の本意がドロシーに伝わっていないのが悲しいです。テオンの弱みとは闇の精霊のことだと思いますが、それを利用してイーサンは何をするつもりなのでしょうか?
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