ゆるゆる感想記

お酒好きな平凡オタク芸大生。美術館に行ったり御朱印集めをしたりするのが趣味です✨ミニチュア収集やカフェ巡りも大好き!こちらのブログでは海外小説の感想やお酒のレビューなど色々と雑多に書いていきます。OFUSE:https://ofuse.me/74f9b36d Twitter:@yuruyurukansou1

「暴君様は優しくなりたい」翻訳 原作小説感想&ネタバレ78 結末まで

LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います!

「暴君様は優しくなりたい」あらすじ

暴君様は更生中! 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか? 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる!
(LINEマンガより引用)

原作:Ramguel(람글) 作画:KAKON(카콘)

韓国語題名:폭군님은 착하게 살고 싶어

現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。

以下小説ネタバレ注意

「ドロシア!」彼女はすぐに皇帝に呼ばれました。まだデビュタントパーティーは終わっていませんが、人々の関心は全てドロシーに集まっています。皇帝は怒っているような様子でした。「精霊を扱えたのか?」声を荒らげて尋ねます。ドロシーは何も答えず、ポケットの中にある精霊石を握りました。彼女もまだ考えが整理できていなかったのです。「ドロシア・ミリオネア!」考えこんだまま答えないドロシーを皇帝がもう一度呼びます。「…なぜ精霊の力を隠していた?」「隠していたわけではありません。」「それでは今日、突然お前の力が発現したのか?」皇帝の質問に、ドロシーは再び言葉に詰まります。一体何と言うべきだろうかと考えていると、先ほどのイーサンとの会話が頭の中に浮かびます。「私を利用してください。この精霊石をお持ちであれば、私の力を借りることができるでしょう。」契約者はイーサンですが、精霊石は力の媒介になります。イーサンの近く、少なくとも同じ帝都の中にいれば彼女は精霊石を通して彼の力を借りることができます。「もっと早く出せなかった私をお許しください。」イーサンは彼女に謝罪しました。ネレウスの前や伯爵夫人のサロンなど、少しでも早く皇族としての正当性を与えるために、イーサンは幼いドロテアが覚醒した演出をしようかと悩みました。しかし、彼女が覚醒したことが分かったら、皇帝は彼女を帝都に呼び戻し、イーサンはもはや彼女のそばで精霊の力を貸すことができなくなってしまうでしょう。精霊石があっても、遠い地から力を貸すことはできません。そうなれば結局、皇帝は再び力を発現できないドロシーを疑い、彼女は更に苦しい思いを強いられたでしょう。今度の人生では彼女に関する決断をただ一度も間違いたくなかったのです。
緻密な彼は忍耐強く完璧なタイミングを待ちました。皇帝と有力貴族たちが集い、直接目で見てドロシーの力を信じられる場所。それがデビュタントパーティーだったのです。

イーサンはこの力だけがあれば正当な皇帝になれるとドロシーに話します。ドロシーが願えばきっとその通りになるでしょう。ドロシーが皇位継承権を与えられなかった最大の理由は、精霊を召喚できなかったからです。しかし、再び皇位を狙うのが正しいことなのだろうか。自分のものでもない精霊の力で人々を欺くことが?皇帝になるためにはレイモンドと再び対立しなければなりません。彼に刃を向けて、皇太子の座を奪い取らなければならないのです。「……イーサン、もう私にはできないの。」光の精霊の力があっても、再びその道を歩く勇気は今のドロシーにはありませんでした。もうレイモンドに向かって剣を持ちたくなかったのです。

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