「暴君様は優しくなりたい」原作小説ネタバレ④ 結末まで

LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います！

「暴君様は優しくなりたい」あらすじ

暴君様は更生中！帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか？今度の人生の目標は優しく生きること。果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる！
（LINEマンガより引用）

原作：Ramguel（람글）　作画：KAKON（카콘）

韓国語題名：폭군님은 착하게 살고 싶어

現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。

以下小説ネタバレ注意！

拒絶された贈り物

ドロシーはテオンに数々の美しく貴重な鳥たちが飛び回る大きな温室庭園をプレゼントしました。高価な宝石などでは何の反応も示さない彼も、これなら喜んでくれるのではないかと期待します。しかし、しばらくしてドロシーが庭園の様子を見に行くと鳥たちは全て地面に落ち、美しかった庭園は血に染まって凄惨な現場と化していました。ショックを受けるドロシーにテオンは「これでもまだ私のことが好きですか？」と問います。ドロシーは声すら出せずにその場に立ち尽くしていましたが、しばらくして「愛しています」と答えます。テオンの瞳は絶望と悲しみに溢れていました。

ジュリアの訃報

庭園での出来事以降、ドロシーの精神は更に不安定になりました。そんな時、アルボン地方でジュリアが亡くなったという報せが届きます。少し前にイーサンが休暇を取ってアルボン地方に行っていたことを知っていたドロシーは、おそらく彼の仕業だろうと考えます。しかし何故亡くなったのかなどはドロシーにとってはどうでもよく、邪魔者が消えたことでテオンがようやく自分を見てくれると歓喜します。イーサンを呼び出して彼を褒めると「残念ですがジュリアの死に私は関与していません」と答えますが、イーサンの眉毛が少し上がっていることに気づきます。これは彼が嘘をつく時の癖であり、ジュリアの件はやはりイーサンが原因であると確信します。

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テオンの怒り

ジュリアの訃報を聞いたテオンはドロシーの部屋を訪れました。彼の瞳には強烈なほどの憎悪が宿っています。絶叫するようにドロシーを責め立てるテオンを見て自分の期待は間違っていたことを悟ります。焦ったドロシーはジュリアの死に自分は関係ないと叫びます。ドロシーはジュリアを目障りだと思っていたものの実際にそのような命令を下したことはありません。しかしテオンは泣きながら憎しみを込めた視線を向けた後、部屋を去っていきました。