ゆるゆる感想記

お酒好きな平凡オタク芸大生。美術館に行ったり御朱印集めをしたりするのが趣味です✨ミニチュア収集やカフェ巡りも大好き!こちらのブログでは海外小説の感想やお酒のレビューなど色々と雑多に書いていきます。OFUSE:https://ofuse.me/74f9b36d Twitter:@yuruyurukansou1

「暴君様は優しくなりたい」原作小説ネタバレ⑮ 結末まで

LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います!

「暴君様は優しくなりたい」あらすじ

暴君様は更生中! 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか? 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる!
(LINEマンガより引用)

原作:Ramguel(람글) 作画:KAKON(카콘)

韓国語題名:폭군님은 착하게 살고 싶어

 

現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。

以下小説ネタバレ注意!

 

テオンから見たレイモンド

レイモンドはどんな時も明るく笑っていましたが、皇太子という肩書きをいつも重圧に感じていることをテオンは知っていました。「皇太子を辞めたい。」冗談を言うように吐き出したその言葉は紛れもなく彼の本心でした。父は厳格で母は幼い頃に亡くなり、自分より優秀な妹は療養のために遠方で暮らしています。母を早くに亡くしたせいか、彼は家族へ特別な愛着を持っていました。父の言いつけをよく聞き、妹を守り、皇太子としての教育を必死に受けなければなりませんでした。既に多くのものを抱える親友に、これ以上重荷を背負わせたくはありません。テオンは、少なくとも自分にできる限りの努力をし尽くすまではレイモンドに相談することはやめようと考えます。

ブロンテ公爵家の事情

ブロンテ公爵は息子であるイーサンと皇女ドロシア(ドロシー)との関係性について悩んでいました。同年代の令嬢や令息たちとの交流を避ける皇女がイーサンにだけは別宮に入ることを許しており、以前はわざわざイーサンを訪ねて公爵邸に来たこともあります。皇女はイーサンに対して恋愛感情を抱いているに違いないとブロンテ公爵は考えます。イーサンの美貌はとても素晴らしく、正式にデビューすれば社交界で一番の人気者になるだろうと確信しています。しかし、公爵は今までずっとイーサンを公の場には出さずに隠して育てるつもりでいました。私生児の存在は公爵家の汚点になるからです。私生児とはいえあれほどの美貌なら、お金持ちの婦人の愛人くらいにはなれるだろうと思ってきました。しかし、皇女と親しくするイーサンを見るうちに、公爵には次第に欲が芽生えるようになりました。「皇帝に見捨てられた皇女と公爵家の私生児。すごくお似合いのカップルじゃないか。」皇帝から冷遇されているとはいえ、ドロシーは正統な血を持つ皇族です。皇室の直系の子どもはレイモンドとドロシーしかいないため、皇太子に万一のことがあれば位が上がることは十分にありえます。「皇帝に冷遇されているのはむしろ好都合だ。いくらでも付け入る隙があるだろう。」公爵はイーサンを利用して皇室に近付こうと企んでいました。

感想

ただ無神経な兄だと思っていましたがレイモンドも色々と抱えているようですね。テオンは闇の精霊の力を使いこなせるようになるのでしょうか?ますます悪化してしまわないか心配です。
ブロンテ公爵もなかなかに強欲な人物ですね。生まれは本人のせいではないのに、私生児だからと長年家に隠されるイーサンが可哀想です。
ここまでありがとうございました!次回の更新でまたお会いしましょう🙏✨

 

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