「暴君様は優しくなりたい」原作小説ネタバレ⑭ 結末まで

LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います！

「暴君様は優しくなりたい」あらすじ

暴君様は更生中！帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか？今度の人生の目標は優しく生きること。果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる！
（LINEマンガより引用）

原作：Ramguel（람글）　作画：KAKON（카콘）

韓国語題名：폭군님은 착하게 살고 싶어

現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。

以下小説ネタバレ注意！

ランキング参加中

【公式】2023年開設ブログ

買取金額は同意と同時にご入金お手続き！
ビデオ通話で話せるオンラインのブランド買取【ブランディアBell】

格安ドメイン名取得サービス『Xserverドメイン』

エピステーメでの様子

テオンが自分の寮に戻ろうと歩いていると、後ろからレイモンドが声をかけました。一限の歴史学の授業を欠席したテオンを心配して探していたようです。テオンは何かを誤魔化すように、少し体調が悪いと答えます。「テオン～！」2人が話しているとジュリアが遠くから走ってきます。艶やかな桃色の髪をなびかせて走る彼女の姿は美しく、まるで一輪の花のようです。ジュリアはエピステーメの中でもかなり有名な生徒でした。成績も優秀で、優しく明るく誰にでもフレンドリーな彼女は学園の人気者ですが、幼なじみのテオンとは特に親しく、いつも彼の傍に立っていました。そのため、テオンの親友であるレイモンドとも親しく、3人は入学時からずっと行動を共にして人々の注目を集めていました。
しかし、そんな3人の関係が最近徐々に変化しているようです。レイモンドは自分だけを置いて、テオンとジュリアが2人きりで過ごす時間が増えたと感じるようになりました。嫌われている様子は無いのですが、話しかけても簡単な挨拶だけを交わすと2人は去ってしまうのです。レイモンドは2人の背中を眺めながら雰囲気が変わったなと感じるのでした。

テオンが抱えた秘密

ジュリアは辛そうなテオンを支え、何とか椅子に座らせます。ジュリアは暖かいお茶を出しますがテオンは口をつけません。「前よりも苦しそうだね。」心配そうなジュリアに、テオンは「今日は鳥だった。」と返します。テオンが夜明けに起きて散歩をしていると突然目の前が真っ暗になり、気が付くと鳥が息絶えていました。こうした現象は昨年から起きていて、初めはちょっとした眠気や目眩程度でしたが次第に悪化してきているようです。最初はただ戸惑うばかりでしたが、その現象が彼の家に伝わる闇の精霊の力であることを知ります。しかしフリード家には100年以上も闇の精霊の継承者が現れておらず、闇の精霊との契約が時の流れと共に薄まり消えたのだろうと誰もが思っていました。ところが数代を飛ばして再び闇の精霊の力が突然テオンに現れたのです。「大丈夫よ。すぐに良くなるわ。」不安と恐怖に震えるテオンをジュリアはいつも優しく抱きしめます。「もしこの力でいつか人を傷付けてしまったらどうしよう。」「大丈夫。契約が弱まっているからそこまで大きな力にはならないわ。フリード家に手紙を送ったから返事が来るのを待ちましょう。」フリード家には闇の精霊に関する資料が数多く残っているので、解決法も分かるかもしれません。

NTTひかり電話

テオンの精霊親和度

ジュリアが「レイに相談してみるのはどう？レイは光の精霊を扱うことができるし何かアドバイスをくれるかもしれないわ。」と言うと、テオンは「いや…レイは初めから精霊と交信ができていたし…。」と返します。レイモンドの光の精霊と、テオンの闇の精霊は性質が全く異なる存在です。活発で友好的な光の精霊とは違い、闇の精霊はこちらが話しかけても応えてくれることはありません。闇の精霊はテオンを操って自分がしたいことをすると、満足して去ってしまうのです。また、テオンの精霊親和度が著しく低いことも原因でした。精霊を扱うには親和度が極めて重要です。フリード家の歴史の中には精霊親和度が高く、闇の精霊を完璧に扱うことのできた者も多くいました。しかしテオンは生まれつき親和度が低く、闇の精霊を扱うことができなかったのです。