ゆるゆる感想記

お酒好きな平凡オタク芸大生。美術館に行ったり御朱印集めをしたりするのが趣味です✨ミニチュア収集やカフェ巡りも大好き!こちらのブログでは海外小説の感想やお酒のレビューなど色々と雑多に書いていきます。OFUSE:https://ofuse.me/74f9b36d Twitter:@yuruyurukansou1

「暴君様は優しくなりたい」翻訳 原作小説感想&ネタバレ59 結末まで

LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います!

「暴君様は優しくなりたい」あらすじ

暴君様は更生中! 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか? 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる!
(LINEマンガより引用)

原作:Ramguel(람글) 作画:KAKON(카콘)

韓国語題名:폭군님은 착하게 살고 싶어

現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。

以下小説ネタバレ注意

回帰前のデビュタント
あっという間にデビュタントパーティーの日がやってきました。前世では、デビューサークル(会場の真ん中に円形のカーペットが敷かれており、その年にデビューする人とパートナーだけが踊れる場所)で自分が踊る順番が来た際、ちょうど会場中の明かりが消えるというハプニングが起きてデビュタントが台無しになったそうです。皇帝とレイモンドが精霊の力で明かりをつけて解決しましたが、精霊の力を使えないドロシーはとても惨めな思いをしました。今回も同じことが起きるのではないかとドロシーは憂鬱です。
ドレス
着替えをするドロシーですが、クララは不満げです。「とてもお美しいです!でも…」「何?」「ドレスが平凡すぎます!」ドロシーのドレスは、宝石どころか華美な装飾すらほとんど付いていない白のドレスでした。清楚ですが、皇女のデビュタントドレスとしてはあまりに地味なものでした。「どんなに着飾ったところで変わらないわ。」「社交界の女性にとってドレスと宝石は最大の武器なのですよ!」残念がるクララにジョイが声をかけます。「皇女様は何を着ていてもお美しいですよ。」「それは当然です!でも貴族たちは纏う衣装やアクセサリーで相手を品定めするんですよ!」クララは心配のあまり頭をかかえますが、貴族社会についてよく知らないジョイは何故クララがそこまで必死なのか分からないようです。
「皇女様、イーサン・ブロンテ公子が到着しました。」パートナーが到着した知らせを聞いて、さすがのクララも腹をくくったのか、ドロシーに香水を振りかけると戦場への見送りかのようにドロシーを送り出します。「ご健闘をお祈りします!」そんなクララの様子にドロシーは笑いを堪えきれず、思わず吹き出してしまいます。
白い天使
コンベルタ宮の入口に出ると1台の馬車が止まっているのが見えました。そしてその前にはイーサンが立っています。白い燕尾服を着て着飾った彼の姿は、白い天使という呼び名に相応しい姿でした。何もしなくても美しい彼が特別に着飾った姿は、この世のものとは思えないほどの美しさでした。見送りに出たコンベルタ宮の使用人たちを含め、その場にいた人々は皆一様に息をのみます。イーサンはドロシーに近付くと微笑みながら手を差し出します。自身の清廉な美しさを強調するように着飾ったイーサンを見て、ドロシーは罠を警戒する小動物のように恐る恐る彼の手をとります。馬車に乗り、緊張に身を固くするドロシーとは対照的に、イーサンはとても楽しそうにしています。
感想
ついにデビュタントパーティーですね!駄々をこねるクララの様子がとても可愛らしかったです。しかし彼女の不安も当然ですよね。ドロシーはただでさえ貴族たちから軽く扱われているので心配です。イーサンにはしっかりとドロシーを守ってもらいたいです。
閲覧ありがとうございました!またお会いできたら嬉しいです(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)

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