LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います！
「暴君様は優しくなりたい」あらすじ
暴君様は更生中！ 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか？ 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる！
（LINEマンガより引用）
原作：Ramguel（람글） 作画：KAKON（카콘）
韓国語題名：폭군님은 착하게 살고 싶어
現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。
以下小説ネタバレ注意！
新たな味方
翻訳がうまくいかず読み飛ばしていた部分なのですが、ジョイとポーという2人の少年が新たにドロシーのもとで働くこととなりました。2人は兄弟で、借金や家族のことで困っていたところをドロシーに助けてもらい、彼女のことを心から慕っているようです。(家が借金まみれで父親が鉱山に2人を売り飛ばし、酷い扱いを受けていたという内容だと思うのですが間違っているかもしれません💦)
美味しいご飯や清潔で綺麗な服に感動する2人の様子はとても可愛らしいです。
久しぶりの再会
イーサンは久しぶりにドロシーの元を訪れました。少年から青年へと少しずつ成長しており、美しさも増すばかりです。すれ違う人々は皆イーサンに目を奪われますが、彼にとって重要なのはドロシーただ1人であるため他人の視線は全く気になりません。イーサンがドロシーを探して歩いていると、2人の少年とドロシーが話しているのを見かけます。「なぜパイを食べずに隠したの？腐ってしまうじゃない！」「だってもったいなくて…ちょっとずつ食べようと思ったんです。」「そんなことしなくても食べたい時に言ってくれれば新しいパイをあげるわよ。」「本当に！？皇女様かっこいい！」2人の少年はとても親しげにドロシーの腕に抱きつきます。「…あの者たちは誰ですか？」イーサンが聞くと、クララ(ドロシーの侍女)はこれまでの経緯を説明します。教養もないような子供を皇女様の近くに置くのはよくないとイーサンは訴えますが、クララは「彼らは皇女様のことが大好きなので心配いりませんよ。皇女様には仲良くなれるお友達が必要です。」と答えます。実際に彼らが来て以来、ドロシーは以前より明るく活発になりました。イーサンは「僕も皇女様が好きです。彼らとも仲良くなりたいな。」と返します。
イーサンの牽制
イーサンはドロシー達に近づき笑顔で挨拶します。ドロシーはカビの生えたパイが乗った皿を指差すと「ごめんねイーサン。まずこれを片付けてくるから少しだけ待っててね。」と言ってその場を離れます。ドロシーの姿が見えなくなるとイーサンは2人に話しかけます。「初めて見る顔だね。」すると2人はイーサンを見て目を輝かせます。「公爵家の方ですよね！剣術大会で見たことがあります！」「私も君たちを知ってるよ。父の借金のせいで苦労したとか。」「はい。でも皇女様が助けてくださいました！」「それで？君たちは皇女様にどう恩返しするの？」イーサンは優しい笑顔のまま2人に問います。「まずは文字を覚えて、それから歴史の勉強もします。」その答えにイーサンの瞳がスッと冷たくなります。「文字を学ぶ？仕事をするのではなく？君たちは皇女様から恩を受けておきながらその返し方も知らないようだね。」2人は困惑しながら答えます。「そうではなく…ここで働くためにはまず文字を覚えないと…」彼らにしっかり勉強するようにと言ったのはドロシーであり、2人はそれに忠実に従っていました。2人にも過分なほどに贅沢な生活をさせてもらっている自覚があり、本当にこれでいいのかと疑問を抱くこともありましたが、ドロシーは仕事よりもまずは学ぶべきことをしっかりと学んである程度の教養を身に付けるべきだと考えていました。怯える2人にイーサンは追い打ちをかけます。「公爵家では猟犬を育ててたんだ。父が毎日丁寧ブラッシングして上質な餌を与えて大切に育てた。だがいざ森に連れて行くと、とんだ役立たずだったんた。…その犬は結局どうなったと思う？」刺すように鋭い金色の視線に捉えられた2人は震えます。「その日の晩餐のメニューのひとつになって並んでいたよ。皮を剥がされて煮え立った鍋の中で肉になっていた。」イーサンは彼らの耳元でそう囁きます。それは明らかな脅迫でした。「ぼ、僕たちも皇女様のお役に立ちたいと思っているんです！」「口だけは達者だね。結局何も役に立っていないじゃないか。」イーサンに言われるまでもなく2人は自分の無力さを理解していました。「今の僕たちに…一体何ができるでしょう…」悩む2人にイーサンは再び優しげな笑顔を浮かべます。「ちょっとした贈り物はどうだろう？私にいい考えがあるんだ。」イーサンが美しく微笑みます。「ちょうど皇女様のおやつの時間だろう？」イーサンは穏やかに言いました。
感想
イーサン怖い！！！ドロシーへの想いがかなり屈折していますね。年下の子まで牽制するとは…ジョイとフォーが可哀想です。この後どうなってしまうのでしょうか。
キャラクターの名前に関しては正しい読み方が分からないので、LINE漫画で登場した際にもし表記が違うようでしたらひっそり訂正いたします笑
今回もお読み下さりありがとうございました！ではまた～！
更新の予定はTwitterでお知らせしておりますTwitter:@yuruyurukansou1
