LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います!
「暴君様は優しくなりたい」あらすじ
暴君様は更生中! 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか? 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる!
(LINEマンガより引用)
原作:Ramguel(람글) 作画:KAKON(카콘)
韓国語題名:폭군님은 착하게 살고 싶어
現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。
以下小説ネタバレ注意!
久しぶりの会話
ようやく皇帝の執務室への入室が許可されました。ドロシーは「なぜ私を呼び戻したのですか?」と単刀直入に聞きます。本来は皇帝より先に口を開くことは礼儀に反する行為ですが、あちらから呼び出しておいて長時間待たされたことでドロシーは非常に不機嫌になっていました。「療養が終わったのなら帰るのは当然だろう。」皇帝は眉間に皺を寄せて返します。「ここは私の帰る場所ではないでしょう。」「どういうことだ?」「ここに私の居場所がありますか?」ドロシーが真剣な表情で尋ねます。ドロシーが暮らしているのは広い皇居の中で最も寂れたボロボロのみすぼらしい宮殿で、必要最低限の公式行事以外では表に立つことすらありません。そのようなお飾りですらないような存在に果たして価値があるでしょうか?ドロシーにとっては切実な問いでしたが、皇帝は彼女の言葉を傲慢だと感じたようです。「お前はミリオネアの人間だ。」自分をミリオネアの一員だと思えたことなど一度もないのに、その名がドロシーの大きな鎖となって彼女を縛り続けます。
編入試験
皇帝はドロシーにエピステーメへの編入試験を受験することを命じます。ドロシーはその試験に合格する自信がありましたが、皇帝の意のままに動く道具になるのは非常に不愉快でした。回帰前も同年代の子供よりずっと賢かった彼女は受験すれば当然合格することができたはずです。しかし回帰前はどれほど望んでも試験を受けることすら叶いませんでした。回帰前と現在で一体何が違うのでしょう。レイモンドを虐めなかったから?出しゃばらずに静かに生きていたから?ドロシーは大きな虚無感に襲われます。「エピステーメに合格できたら少しは見直してやろう。」父に認められることが人生の大きな目標だった回帰前の彼女なら、その言葉に歓喜していたことでしょう。「試験は1ヶ月後だ。皇室の威信を汚さぬように、それまで準備しておくように。」他の子供たちが何年もかけて取り組むようなことをたった1ヶ月でものにしろとは、一般的に考えてどれだけ無謀なことを言っているのか自覚すらないようです。皇帝はドロシーに対してどこまでも傲慢で冷酷な人間でした。しかし、ドロシーは横暴な扱いを受けていると気付いても自分が大して傷ついていないことにかえって安堵します。もう彼女は父に対して何の期待もしていなかったのです。
感想
己の傲慢さによって娘がどんな苦痛を強いられてきたのかを考えもしない皇帝は本当に最低な父親ですね。ドロシーは皇帝の思うままにはなりたくないと反発心を抱いているようですが、今後どのような展開になるのでしょうか。
お読みくださりありがとうございました!次回の更新でまたお会いしましょう🙏✨
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