ゆるゆる感想記

お酒好きな平凡オタク芸大生。美術館に行ったり御朱印集めをしたりするのが趣味です✨ミニチュア収集やカフェ巡りも大好き!こちらのブログでは海外小説の感想やお酒のレビューなど色々と雑多に書いていきます。OFUSE:https://ofuse.me/74f9b36d Twitter:@yuruyurukansou1

「暴君様は優しくなりたい」翻訳 原作小説感想&ネタバレ57 結末まで

LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います!

「暴君様は優しくなりたい」あらすじ

暴君様は更生中! 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか? 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる!
(LINEマンガより引用)

原作:Ramguel(람글) 作画:KAKON(카콘)

韓国語題名:폭군님은 착하게 살고 싶어

現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。

以下小説ネタバレ注意

突然の呼び出し
エピステーメの卒業式が終わった翌日、ドロシーの元に皇帝の補佐官であるロバートが訪れました。「皇帝陛下がお呼びです。デビュタントに関することのようです。」ドロシーは皇帝が自分のデビュタントのことを覚えていたことに驚きます。「皇女様のデビュタントですから陛下もお力を入れて準備してくださっているのでしょう!」とはしゃぎます。皇帝は回帰前よりドロシーに関心を寄せており、1度本音をぶつけて以来、誕生日には贈り物が贈られるようになりました。レイモンドに対する関心とは比べ物にもなりませんが、回帰前の無関心な皇帝を知るドロシーにとっては驚くべき変化でした。しかし、ドロシーにとって決して喜ばしいことではありません。顔を合わせても不快になるだけだと思いながらも、皇命なので仕方なく重い足取りのまま皇帝の元へと向かいます。


12年前の約束
皇帝の元に着くと、テーブルにはオリーブやカナッペなどの簡単な食べ物と酒杯が置かれています。皇帝はドロシア・ミリオネアの名が刻まれたワインを差し出します。回帰後のドロシーが初めて皇帝に会った際、成人したら自分の名を入れた最高級のワインが欲しいと言ったことを覚えていたようで、皇帝は10万本用意したと話します。とても美味しいワインでしたが、乳母や使用人たちの前で交わした約束であったため皇帝としての体面を守るために用意したのだろうと考えるドロシーは、感情が動くことはありませんでした。「嬉しくなさそうだな。」何に喜べばいいのかと内心苛立つドロシーですが、礼儀正しく感謝の言葉を述べます。「しかし私が頂くにはあまりに大量です。」ワインは人脈作りのために有力貴族や海外の皇族への贈り物として定番の品ですが、今のドロシーは勢力を付けてレイモンドの座を狙っていると誤解されたくないので、権力者達とはなるべく関わりたくありません。そのためドロシーには使い道の無い品です。しかし受け取らないのであれば捨てるという皇帝の言葉を聞き、ドロシーはしぶしぶワインを受け取ります。このワインをどのように利用するかテストしているのかというドロシーの問いに、皇帝はデビュタントの祝いの贈り物だと答えます。皇帝と言葉を交わす時はいつも何かを試されていたドロシーにとって容易に受け入れられる言葉ではありませんでした。


感想
関わりの少ない父親からいきなり呼び出されてデビュタントの贈り物を与えられたところで、喜ぶことができないのは当然ですよね。自身の行いを反省しているのなら、贈り物より先に謝罪の言葉を伝えるべきです。プライドが高すぎるのか、自分の行いがどれほど冷酷だったか理解していないのか…。皇帝だけは絶対に好きになることができないキャラです。
閲覧ありがとうございました~!またお会いできたら嬉しいです(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)

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