LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います！
「暴君様は優しくなりたい」あらすじ
暴君様は更生中！ 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか？ 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる！
（LINEマンガより引用）
原作：Ramguel（람글） 作画：KAKON（카콘）
韓国語題名：폭군님은 착하게 살고 싶어
現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。
以下小説ネタバレ注意
レイモンドの説得
差別的な表現が多かったので詳細は省きますが、皇帝は支援計画を見返りの投資に金をつぎ込むなんて無意味だと全面的に反対します。皇帝は同情心に流されずにもっと価値のあることに集中するようにとレイモンドを厳しく叱ります。そんな皇帝にレイモンドも反発します。「既にお金が有り余るほど裕福な貴族や商人たちに与えるよりも、生きることが大変な人々を助ける方が価値があると思いませんか？」「彼らを助けて我々は何を得られる？」皇帝の眉間の皺が更に深くなります。「民の信頼を得られるでしょう。」いつもなら皇帝の機嫌が悪いことを察するとすぐに引き下がるレイモンドですが、しっかりと視線を合わせて答えました。「そんな抽象的でくだらないものに価値はない。」「予算はこの皇宮で毎日取り替えられる花瓶の花を無くすだけでも十分に足りるでしょう。その他は僕とドロシーが負担します。」「ドロシアだと？あの子がお前を唆したのか。」皇帝の声が低くなります。
ドロシアは皇族として失格だという皇帝の発言をレイモンドは否定します。「ミリオネアの名を軽く考えるな、レイモンド。お前は今皇室が置かれた状況が分からないのか？」レイモンドがここまで皇帝を怒らせたのは初めてでした。「ドロシアが精霊の力を使えないことは知っているな？それが皇室の威信をどれほど落としているのかも。お前の子供たちがあの無能のように精霊の力を持って生まれてこない可能性もあるだろう。」「ドロシーは無能ではありません！」「皇族としては無能だ！」皇帝の言葉にレイモンドは悔しそうにきつく拳を握りしめます。「精霊の力が弱まり、皇室の威信が揺らいでいる今だからこそ貴族や豪商たちの後ろ盾が重要なんだ。そのような状況を理解してもお前はまだ馬鹿げた計画を進めようと思うのか？」「彼らも帝国の民です。」
(この後のやり取りも上記と同じ理由でカットします💦)
「陛下は人の命さえ天秤にかけて値を付ける方ですね。」「それが国の上に立つということだ。」皇帝とレイモンドの交渉は激しい口論の末に決裂してしまいました。
感想
財政に大きな負担を与えるほどならともかく、皇宮で毎日生ける花瓶の花を無くすだけで十分足りる予算なら受け入れてくれと思ってしまいますね。皇帝にとって国民ひとりひとりの命はそれほど重要ではないのでしょう。
それに、ドロシーへの冷遇を少しは反省したのかと思っていましたがあまりに酷い言い様です。レイモンドが皇帝に強く反発できるほど成長したことは喜ばしいですが、皇帝は本当に変わりませんね…
閲覧ありがとうございました～！またお会いできたら嬉しいです(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)
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