ゆるゆる感想記

お酒好きな平凡オタク芸大生。美術館に行ったり御朱印集めをしたりするのが趣味です✨ミニチュア収集やカフェ巡りも大好き!こちらのブログでは海外小説の感想やお酒のレビューなど色々と雑多に書いていきます。OFUSE:https://ofuse.me/74f9b36d Twitter:@yuruyurukansou1

「暴君様は優しくなりたい」翻訳 海外原作小説感想&ネタバレ54 結末まで

LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います!

「暴君様は優しくなりたい」あらすじ

暴君様は更生中! 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか? 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる!
(LINEマンガより引用)

原作:Ramguel(람글) 作画:KAKON(카콘)

韓国語題名:폭군님은 착하게 살고 싶어

現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。

以下小説ネタバレ注意

イーサンの登場
輝く銀髪に黄金の瞳と透き通るような肌、高い身長に合わせた長いコート、誰もが息を飲むような美しいイーサンの姿にドロシーも思わず目を奪われます。「お久しぶりです皇女様。」「イーサン!どうしてここに…?」回帰前はイーサンがこんなにも早く領地を出ることはありませんでした。驚くドロシーとは対照的に、イーサンは穏やかな笑顔を浮かべます。「皇女様…本当に本当にお会いしたかったです。」変声期が過ぎた彼の声は成熟した魅力を帯びていました。騒がしい周囲の様子など全く気にならないように、イーサンはドロシーだけを見つめていました。

一方、ネレウスは会話に割り込んできたイーサンに怪訝そうな視線を向けます。「君は誰だ?」これほど目立つ容姿ならエピステーメでも評判になるはずなのにと考えています。「私はドロシア皇女様のデビュタントパートナーです。」イーサンは周囲の人々に宣言するように答えます。「ドロシーのパートナー…?」その答えにレイモンドも眉間に皺を寄せました。イーサンの言葉を聞いて、ドロシーは数年前の約束を思い出します。「もしかしてお忘れでしたか?」「そんなことないわ。忘れるわけないじゃない。」「ふふっ…嘘ですね。」イーサンはいたずらっぽく顔を近付けながら笑います。そんな会話をしていると、レイモンドが2人の間に割って入りました。あまりに自然な所作だったので違和感を感じなかったようですが、いつの間にかドロシーはイーサンに抱き寄せられていたようです。「君はブロンテ公子だね?」レイモンドはドロシーを自分の背中に隠すとイーサンに話しかけます。「思い出してくださり光栄です、レイモンド殿下。正式にご挨拶致します。ブロンテ公爵家の次男、イーサン・ブロンテと申します。」イーサンは頭を下げて丁寧に挨拶しました。その挨拶はレイモンドだけでなく、周囲に集まった貴族たちへ自分の存在を印象付ける目的もありました。

「ブロンテ家の次男!やはりそうだと思ったよ!」「噂には聞いていましたが、想像以上の美しさですね。」周りの貴族たちがざわつきます。イーサンは今まで首都に出たことはありませんでしたが、彼の美貌に関する噂は帝国中に広まっていました。「君がドロシーのパートナーだって?」「はい殿下。」レイモンドは本当か確かめるような視線でドロシーを見つめます。「…本当よ。」


感想
イーサンは成長してより一層美しくなったようですね。回帰前の姿を知っているドロシーでさえ見とれてしまうほどです。イーサンは自分の魅力の活かし方をよく分かっていますね。
レイモンドは突然現れてドロシーに親しく接するイーサンのことを警戒しています。クララもそうですが、レイモンドもなかなかに過保護ですね笑

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