「暴君様は優しくなりたい」あらすじ
暴君様は更生中！ 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか？ 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる！
（LINEマンガより引用）
原作：Ramguel（람글） 作画：KAKON（카콘）
韓国語題名：폭군님은 착하게 살고 싶어
現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。
以下小説ネタバレ注意！
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ドロシーの評判
カルノン(ドロシーの父)は、執務室で政務に関する臣下の報告を聞いています。話題は最近のドロシーの活躍に移ります。ハルク王国の国賓たちへのもてなしや疫病地域への救済措置など、皇族としての彼女の優れた振る舞いに国内外の多くの人々が感心しているようです。臣下たちもドロシーの聡明さを褒め讃えながら皇女様を天才だと言う人も多いことを伝えます。カルノンは補佐官へドロシーを首都に呼び戻すよう命令します。そしてエピステーメへの編入試験を受けさせるように言いました。その命令に補佐官は戸惑います。
カルノンの興味
ドロシーは光の精霊を扱えない上にエピステーメへ入るための教育を受けたことがありません。エピステーメは世界最難関と言われる学校であり、レイモンドも入学のために幼い頃から何年も優秀な専門教師のもとで勉強しました。それを独学で突破するというのはいくら賢いと評判の皇女であっても無謀に近い挑戦です。カルノンは「落ちるようならそれまでの実力だったというだけの話だ。」と淡々と話します。彼にとって試験の合否などどうでもいいものでした。ただ世間でもてはやされるドロシーの実力を正確に把握しておきたかったのです。皇女の頭脳が国にとって益になるか害になるか、カルノンの関心はその一点のみでした。
ステファンの心情
まだ日が昇っていない早朝、ステファンは1人で剣の手入れをしながらドロシーのことを考えていました。ドロシーに剣術を教えてほしいと頼まれた時、実は少し嬉しかったのです。ドロシーが訓練を始めるとステファンの期待を大きく超える成長を見せました。剣術を学んで1年後には、皇女という立場がもったいなく思えるほどに圧倒的な実力を発揮しました。何をしても完璧な御方。ステファンはあまり信心深い性格ではありませんでしたが、ドロシーは間違いなく神の祝福を受けた特別な人間であると確信していました。
感想
カルノンは出る度に腹立たしいですね。愛する妻の忘れ形見に対してなぜここまで冷酷でいられるのでしょう。
普段は無口なステファンの本音を知ることができました。冷酷な父とは違い、ステファンはドロシーの能力を評価しているようです。
お読みくださりありがとうございました！次回の更新でまたお会いしましょう🙏✨
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