LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います！
「暴君様は優しくなりたい」あらすじ
暴君様は更生中！ 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか？ 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる！
（LINEマンガより引用）
原作：Ramguel（람글） 作画：KAKON（카콘）
韓国語題名：폭군님은 착하게 살고 싶어
現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。
以下小説ネタバレ注意！
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公爵夫人のイーサンへの思い
イーサンを屋敷に迎え入れた日、夫人は当然その子を好きになれませんでした。しかしその可愛らしい子供は夫人の心を溶かす方法を知っていました。純粋で素直、謙虚で優しいイーサンを夫人はいつしか愛しく思うようになりました。しかし所詮は他の女の子供です。社交界に連れて行けばイーサンは必ず多くの注目を集め、人気者になるでしょう。そしてきっと人々は、平凡なジョナサンと美しいイーサンを比べるのです。“酒場の女の息子に劣る公爵夫人の息子”それは下品な噂話が大好きな貴族たちの格好のエサになるでしょう。夫人は自分だけではなく、ジョナサンとイーサンのためにも反対しなければならなかったのです。イーサンを社交界に出せば、息子たちの関係が余計に拗れる火種となってしまうでしょう。
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イーサンのデビュー
公爵と夫人が激しく言い争いをしていると、公爵が不意に口を閉じます。不思議に感じた夫人が後ろを振り返ると、ドアの隙間から金色の瞳が覗いていました。「イ、イーサン！」夫人は慌てて彼の名前を呼びます。「イーサン！その…誤解なんだ…！」公爵も慌ててドアに近付きますが、イーサンは何歩か後退ると自分の部屋へ走り去っていきました。公爵家が後を追いかけます。イーサンの部屋には鍵がかかっていました。「さっきは私も夫人も感情的になってしまっていて…決して本心ではないんだ。」いつもは呼ばれるとすぐに明るく返事をするイーサンですが答えはありません。泣いているのだろうかと公爵は焦ります。「イーサン、今まで本当に悪かった。お前を正式にうちの息子として公表しようと思うんだ。」しばらくして部屋のドアがゆっくりと開きます。大粒の涙をぽろぽろと零すイーサンを見て公爵は彼を抱きしめます。「父上、僕は家の恥ですか？」「そんなわけがない。」恥ずべきは自分自身であると公爵は考えます。「父上と母上が喧嘩していたのは私のせいですか？」「いいえイーサン、絶対に違う。」「では何故私を隠すのですか？何故2人が争うのですか？」絶えず流れるイーサンの涙に公爵は胸が痛みます。「今まで本当に申し訳なかった。もうお前を隠したりしない。今月開催する伯爵夫人のパーティーに行こう。」伯爵夫人の音楽パーティーには多くの貴族たちが集まります。今回のパーティーはドロシーにも招待状が届いているようでした。「本当ですか？」「約束する。お前は正式にブロンテ公爵家の人間になるんだ。」イーサンの涙が徐々に止まるのを見て公爵は安堵します。
感想
公爵夫人はジョナサンとイーサンが比較されてしまうのを恐れているのですね。彼女からすれば当然の不安だと思います。しかしイーサンの将来を考えるならいつまでも家に隠しておくわけにもいきません。伯爵夫人のパーティーはイーサンにとっても良い機会になるのではないかと思います。
ここまでありがとうございました！次回の更新でまたお会いしましょう🙏✨
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