LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います！
「暴君様は優しくなりたい」あらすじ
暴君様は更生中！ 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか？ 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる！
（LINEマンガより引用）
原作：Ramguel（람글） 作画：KAKON（카콘）
韓国語題名：폭군님은 착하게 살고 싶어
現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。
以下小説ネタバレ注意！
レイモンドとの再会
皇帝との謁見が終わると、ドロシーは自分の宮殿へと帰ります。彼女に唯一与えられたコンベルタ宮。数ある宮の中で最も小さくみすぼらしいその場所は、彼女にとって刑務所のように息苦しい居場所でした。古い宮を外から眺めていると、気の休まる別宮からこの場所へ戻ってきてしまった実感が湧き上がります。「ドロシー！」重苦しく寂れたこの場所には似合わない人物が走ってきます。「会いたかったよ！」レイモンドがドロシーを勢いよく抱きしめます。しばらく見ないうちに随分と背が伸びたようです。「これプレゼントだよ！」レイモンドは色とりどりの美しい薔薇の花束を差し出します。「こんなもの用意しなくていいわ。」「どうして？花は嫌い？」「わざわざこんなことのために花を切る必要はないの。」「花を切るのが嫌なんだね、ドロシーは優しいな。次は違うプレゼントを考えるよ！」何もいらないと答えると、ドロシーは彼の横をすり抜けて宮に入ります。
相変わらずのレイモンド
レイモンドはコンベルタ宮に入ったドロシーの後を付いてきます。「聞いたよ、ドロシーもエピステーメの試験を受けるって！一緒に通えるんだね。僕の友達もたくさん紹介するよ！」「…レイ。忙しくないの？」ドロシーは歩みを止めて振り返りました。一国の皇太子にこんなところで油を売っている暇などないはずです。「久しぶりに妹が帰ってきたのにそれ以上に大切なことがある？」「あるわ、いくらでも。」将来皇帝になるのなら、このように無駄な会話をしている時間も何か学ぶことに費やすべきです。ドロシーは深くため息をつきました。
その頃の別宮の様子
クララは皇帝から皇女へ下された突然の帰還命令で、慌ただしくしていました。ドロシーとステファンは既に首都へ戻り、クララは突然帰らなければならなくなったドロシーの代わりに、諸々の処理を行っていました。別宮の使用人たちもそれを手伝います。「皇女様は僕たちを捨てたの？」「そんなことないよ！」忙しさのあまり、別宮の人々がジョイとポーを気にかけることは少なくなり、2人も何もできない状況に居心地の悪さと不安を感じていました。
感想
レイモンドは優しくて良い子なのでしょうが、ドロシーの心情を汲み取ってあげることはまだできないようですね。
別宮での様子も気になりますね。クララは諸々の整理や準備が終わればドロシーのもとへ帰れるはずですが、ジョイ達はこれからどうなるのでしょうか？
お読みくださりありがとうございました！次回の更新でまたお会いしましょう🙏✨
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