ゆるゆる感想記

お酒好きな平凡オタク芸大生。美術館に行ったり御朱印集めをしたりするのが趣味です✨ミニチュア収集やカフェ巡りも大好き!こちらのブログでは海外小説の感想やお酒のレビューなど色々と雑多に書いていきます。OFUSE:https://ofuse.me/74f9b36d Twitter:@yuruyurukansou1

この結婚はどうせうまくいかない 韓国原作小説の感想

今回はDMでリクエストを頂いた“この結婚はどうせうまくいかない”の韓国原作小説を読んだ感想を書いていきたいと思います✨
現在ピッコマで連載中でとても人気の高い作品ですね。韓国の原作小説もかなり評価が高いです。ただこの小説…びっっっくりするほど長いんです!!!!読了したのがかなり前&少しづつ読んでいたので記憶がかなりあやふやなのですが、ストーリーの要点を簡潔にまとめたいと思います。

イネスとカッセルはどうなる?

一途に尽くしてくれるカッセルに徐々に惹かれてイネスも彼を愛するようになります。子宝にも恵まれて家族で幸せに暮らすハッピーエンドです。カッセルは人前でも愛情表現がストレートなので2人は仲良し夫婦として平民たちにも人気者です。高位貴族が人前でそのように振る舞うのは珍しいことなので親しみを持たれているようですね。

エミリアーノとの関係は?

エミリアーノにも回帰前の記憶があります。しかし彼はイネスのことを全く恨んでおらず、むしろ彼女を不幸にしてしまったことを心から後悔しています。カッセルと会ったエミリアーノは全てを打ち明け、イネスの幸せをカッセルに託します。

回帰は2回目では無い?

イネスは2回の回帰の記憶しか持っておらず、今回が3度目の人生だと思っていますが実際にはもっと多いです。(記憶が不確かで詳細な経緯は忘れました💦すみません!)この世界では自分の意思で亡くなると記憶を持って回帰してしまうという設定のようです。そしてどの人生でもカッセルはイネスのことが好きだったようですね。
イネスが覚えている2回の人生については皇太子にも同じ記憶があります。


 黒幕は誰?

ピッコマ16話で登場するバルカ侯爵の姪(名前忘れました💦)がこの作品における最大の黒幕的存在です。彼女は皇太子に対して狂気的なまでの執着心を抱いており、1度目の人生ではイネスをいじめ抜きました。今回の人生ではイネスはカッセルの妻となったので彼女が皇太子妃となります。皇太子には回帰前の記憶があり、バルカ侯爵の姪がイネスの精神を追い詰めた一因であることを知っていますが、利用するために彼女を皇太子妃にします。彼女自身も皇太子に利用されていることを承知した上で結婚したようですね。しかし皇太子よりもバルカ侯爵の姪の方が1枚上手です。彼女は麻薬のようなものを皇太子に摂取させて精神的に異常をきたすようになります。1度目の人生でも同じことをしていたようですね。

皇太子&皇太子妃との因縁

皇太子はイネスに凄まじいほど執着しており、イネスがカッセルと結婚して両想いになった後も全く諦めていません。カッセルを戦地に送り出し、イネスを襲おうとします。これも実は皇太子妃が考えた策略です。先述した通り彼女は皇太子を非常に偏愛しているため、イネスのことは憎んでいます。しかし皇太子の願いは叶えてあげたいため、イネスが皇太子に襲われている部屋に貴族たちを呼び、偶然を装ってその光景を見せることで“イネスを皇太子の愛妾にする”&“イネスの名誉を失墜させる”という2つの目的を果たそうとします。イネスはその企みに気付き、近付いたら自○すると言い自分の体に数回ナイフを突き立てます。皇太子を近付かせず、尚且つもし誰かに見られたとしても、決して自分から望んだのではなく襲われた被害者であることを証明するためでした。皇太子はイネスの強い拒絶に動揺します。詳細はあまり覚えていないのですが、止めようとした皇太子も軽症ですが怪我をします。当初の計画通り、皇太子妃は2人のいる部屋へ貴族たちを連れてきますがそこにいるのは血塗れのイネスと皇太子でした。

悪役たちの結末は?

皇太子も怪我をしていたため、イネスは容疑者としてボロボロの姿のまま地下牢に連れていかれます。地下牢の中で事情聴取が行われたイネスは「言うことを聞けとナイフを持った皇太子に脅された」と嘘を混ぜながら答えます。数日越しにイネスの実家であるヴァレスティナ家からの要請(?)でようやく医者が送られます。命に別状はありませんが、出血が酷く縫合が必要でした。実はこの段階でイネスはカッセルの子供を妊娠しており、麻酔を使うことができません。イネスは麻酔無しの手術に耐えることになりました。事の顛末は国中に広がります。カッセルは戦争の第一線で華々しい活躍を果たしており、英雄として国随一の人気者です。従兄弟が戦地で国に尽くしている間に、その妻を襲った非道な皇太子に対して怒りの声が挙がります。皇宮の前に連日平民たちが集まり「英雄の妻を解放しろ!」と叫びます。街には「無実のイネス」と書かれた白い旗があちこちに掲げられ、事態を重く考えた皇室はイネスを解放します。イネスは解放され、エスカランテの屋敷で安静に過ごし、カッセルの母である公爵夫人と弟(名前忘れました🙇‍♀️)の献身的な支えで徐々に回復します。イネスの婚約者として選ばれたせいでカッセルは小さな頃から皇太子に暴力を受けていたので、エスカランテ公爵夫人は当初イネスを恨んでいましたが今ではイネスの味方です。イネスが解放された後も国民たちの怒りは収まらず、暴動は激化します。皇太子はほとぼりが冷めるまで首都を離れようとしますが、移動中に正体がバレて平民たちに○されてしまいます。皇后は大切な息子を失った悲しみを皇太子妃に向け、地下牢に閉じ込めて彼女に全ての怒りをぶつけます。(このあたりの描写はかなり過激なので割愛します😨)皇位は遠縁の皇族に継がれることとなりましたが皇室の威信は完全に失墜します。

ハッピーエンド

カッセルの訃報が届き、イネスを含むエスカランテの人々は悲しみにくれますがカッセルは一命を取り留めて無事帰還します。その後イネス達は幸せに暮らしました。

感想

他にもまだまだたくさんの出来事があるのですが大まかな流れはこんな感じです!イネスが幸せを掴めて本当に良かったです。外伝はまだ読めていませんがいつかそちらも読んでみたいと思います。(これがまた長い😂)お読みくださりありがとうございました~!

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