LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います！
「暴君様は優しくなりたい」あらすじ
暴君様は更生中！ 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか？ 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる！
（LINEマンガより引用）
原作：Ramguel（람글） 作画：KAKON（카콘）
韓国語題名：폭군님은 착하게 살고 싶어
現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。
以下小説ネタバレ注意！
皇帝の回想
「…陛下。」「分かっている、ロバート。」皇帝は執務室で仕事をしていますが、先程のドロシーとの会話を思い出して集中できないようです。
「陛下はその日、私が死んで皇后陛下が生きることを望んだのでしょう。」
ドロシーのその言葉を皇帝は否定することができませんでした。彼は妻を亡くしてからずっと、どうにかして妻を生かすことができなかったのかと考え続けてきました。もしあの日、どちらか一方の命だけを選択する機会を与えられていたら、自分は間違いなく子供ではなく妻の命を選んだだろうと考えます。
「数年前に私が誘拐された時、そのままいっそ死んでしまえばいいと思ったのではありませんか？」
皇帝はドロシーの言葉に衝撃を受けました。実の娘が拉致犯の手によって命を落とすことを望むなどあるはずがありません。犯人たちの動向が掴めず対応が遅れたものの、騎士団を派遣して捜索を命じました。
「誘拐されてから皇宮に戻った際、面倒そうに陛下がため息をついたのを私は覚えています。」
「更にその後、皇室の体面を気にして誘拐事件自体を無かったことにしましたよね。」
皇女誘拐は国家として重大な事案であり、その対応と事後処理に皇帝はかなりの苦労を要しました。この問題が公になれば国にかなりの混乱を招くだろうと考え、なるべく静かに済ませようとしたのです。それがドロシーの心にどれほどの傷を残したか想像すらしませんでした。
「ドロシア・ミリオネア！」
「その名で呼ぶ必要はありません。私は自分をミリオネアだと思えたことがありません。」
ドロシーとの会話を振り返るほど、皇帝は心が重くなります。ドロシーの言うように、皇帝は彼女に対してあまりに非情でした。より正確にいえば情をかけようとしたことすらありませんでした。
感想
皇帝目線から見たドロシーとの会話の回想でした。ドロシーの本音を聞いてようやくこれまでの非情な行いを自覚したようですね。今更感は否めませんが、これからは自身の言動を反省してドロシーとしっかり向き合ってほしいです。ドロシーがそれを望むかは分かりませんが、反省と謝罪の姿勢はしっかりと示してほしいものです。
本日もありがとうございました！次回の更新でまたお会いしましょう🙏✨
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