LINE漫画で配信中の「暴君様は優しくなりたい」の先のストーリーが気になり、韓国の原作小説を読み始めました。
当サイトでは、現在LINE漫画で公開されている話以降の内容と感想を結末まで少しづつ書いていこうと思います！
「暴君様は優しくなりたい」あらすじ
暴君様は更生中！ 帝国ウベラの暴君だったドロシア・ミリオネア。 目の前のものを全て排除し、奪い、貪欲に食べ尽くす「悪」だった彼女はついに愛する人に恨まれ、処刑されてしまう。 けれど…目を覚ましてみると、幼少期に戻っていた⁉︎ もしかしてこれは、悪と後悔に染まった人生を逆転させるチャンスか？ 今度の人生の目標は優しく生きること。 果たしてドロシアは、暴君だった過去を清算し、新たな人生で優しく生きることはできるのか…⁉︎ 暴君様の人生を懸けた、更生が始まる！
（LINEマンガより引用）
原作：Ramguel（람글） 作画：KAKON（카콘）
韓国語題名：폭군님은 착하게 살고 싶어
現在LINE漫画で公開されている話以降の内容を書いていきます。
以下小説ネタバレ注意
突然の訃報
時が経過してドロシーの身長がステファンの胸の辺りまで伸びたある日のこと。
「皇女様、しばらく休暇を頂いてもよろしいでしょうか？」赤く腫れた目をしたクララにドロシーは驚きます。いつも明るいクララがこれほどまでに辛そうな顔をしているのを初めて見ました。「一体どうしたの？」ドロシーが問いかけます。話によると、病で床に伏していた父親が亡くなってしまったと連絡があったようです。「行ってきなさい。こっちのことは何も心配しなくていいわ。」「ありがとうございます皇女様。」クララの父親の顔も知らないドロシーですが、胸が苦しくなります。
ドロシーは他のメイドを呼び出すと「人を送ってクララのお父様の葬儀の手助けをしてちょうだい。」と言いました。帰ってから急いで葬式の準備をするのは労力的にも金銭的にも大変です。悲しみに暮れるクララの負担を少しでも減らせるようにとのドロシーの気遣いでした。「それと私の名で花輪を贈るわ。」「こ、皇女様のお名前でですか？」ドロシーの発言にメイドは戸惑います。一般的に皇族が花輪を送るのは一部の高位貴族の葬儀のみでした。「ええ。そうでなければ私はいつ花輪を贈るというの？」ドロシーの人生でクララほど大切な人がこれから現れるでしょうか。クララは間違いなく今世の人生でドロシーに最も尽くしてくれた人です。「それと葬儀にも出席するわ。」「しかし皇女様…！クララの家は平民の通りにあるのですよ。」クララの家は治安の良い地域にありますが、それでも皇族が平民の地区に足を運ぶというのは信じられないことです。しかしドロシーの決意は変わりませんでした。
帰宅したクララ
一方、家に着いたクララは途方に暮れていました。母は居ない上に兄も足が悪く動ける状態ではないため、全ての準備を1人で済ませなければなりません。葬儀を行う場所、祈ってくれる司祭、参列者たちへの食事、墓の費用など、考えなければならないことへの不安と焦りで頭がいっぱいでした。その時、家の扉を叩く音が聞こえます。
「どなたですか？」「皇女様から手配された者です。どうか葬儀の手続きはお任せください。」彼らはクララが望む葬儀の方法を丁寧に聞いた後、非常に手際良く準備に取り掛かりました。突然のことにクララは驚きます。葬儀の準備はあっという間に完了しました。「ありがとうございます。しかしあの…こんな高価な棺……」父が眠る棺は平民が使えるものの中で最上級のものでした。平民というよりも富裕な商人が使うような棺です。父の人生の最後を最高のもので飾ってあげたいという気持ちはありますが、どうしても金銭面に不安を感じてしまいます。「ご心配なさらないでください。全て皇女宮の費用でご用意されたものです。皇女様は非常に真心を尽くしてくださいました。」「そんな…！皇女様には既に十分助けていただいてるのに…」いつも優しく、突然の休暇申請さえ快く受け入れてくれたドロシーにこれ以上恩を受けることに申し訳なさを感じます。「皇女様は貴女のことを家族同然の存在だと仰っていましたよ。」その言葉にクララは泣き崩れます。
感想
クララの家族のことが少し明かされましたね。クララは家族を養うために今まで苦労してきたのでしょう。また、クララに対するドロシーの心情も窺える回でした。いつも献身的に尽くしてくれているクララのことをとても大切に思っているようです。
閲覧ありがとうございました！またお会いできたら嬉しいです(♡ᴗ͈ˬᴗ͈)
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